Fride Pride @ Billbord Live OSAKA
2008年 08月 23日
今回はバンドCabo連中+1と一緒。
思い起こせば2005年か2006年冬にMotion Blue横浜のLIVEに二日続けて行って以来だなぁ。
もう三十路を過ぎたSHIHOちゃんは相変わらず可愛かったし、横田サンの超絶ギターテクは益々磨きがかかっていた。
ほとんどの曲がラミレスwithピエゾでのプレイだったが、ハードな曲には天下の宝刀であるGodinのMultiac Jazzが登場していた。
あのギターを、ここまで多彩に弾き分ける人は横田サンぐらいだろうなぁ…と改めて思う。
Fride Prideも10周年を迎えて、ある意味大御所となったようだが、やはりデビュー当時の鮮烈感は無くなったなぁ…と、少し悲しかった。
メジャーになればPOPを求められるのは当然の成り行きで、まぁ今の曲をアレンジして…って事なんでしょうけど、やはり彼らの信条はスタンダードを、どれだけPOPにアレンジするかであって、そう言う意味では、ほとんどスタンダードナンバーは聴かれなかった。
それと、ちょっと客層が荒れてきたなぁという気がした。
Motion Blueで観た頃は、知る人ゾ知るという存在だったから、当然客もなかなかセンスアップしたのが多かったが、横田サンの有り余るギターテクに心酔するギター小僧的オヤジファンは押尾コータローのファンと被るし、その他は「ワシ、Jazz好きやねん」的なアルマーニLEONオヤジの恰好の口説きLIVE化している現状が、ちょっと悲しかった。
やっぱり、マジなFride Prideは、時々やるNew YorkでのLIVEでも行かない限り、観られないんだろうな。日本のマーケットはアレを求めてるんだもんなぁ…と、複雑なLIVEでございました。