夢…。
2007年 08月 20日
感動したいなぁ…と常々心から願うのです。
ええ歳こくと、感動を量産している現場に数多く立ち会います。
仕事柄かもしれません。
みんなコンビニエンスな感動を金に換えているのです。
「24時間テレビ」とか、「ウルルン滞在記」とか、諸々のそういうの。
長く生きてると、人生の中で、それでも心から感動した事だって何度かあります。
そういうの求めてる。
人を愛するなどという曖昧な感じじゃなくて、慈しみたいなぁ…とか。
人を助けるなどという傲慢な感じじゃなくて、響きたいなぁ…とか。
感動の種はいっぱい体を通り過ぎているんだろうけど、感度が低い。
青年を見てまぶしいなぁと思うのは、そういう事。
少年を見てうらやましいなぁと思うのは、そういう事。
あるいは、戦争体験のある老年の人。
彼らには少年(あるいは青年)をトラウマという傷で今も刻まれているのです。
コンテンツとか作品とか、そういう媒介はもういらないのです。
消費世代は、死ぬまで消費しなければいけないのですか?
感動すらも消費?
ただひたすら感動したいのです。ほんとうに。
何もいらないので。
無いですか?やっぱり。