『アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌』 @ 東京国立近代美術館
2007年 07月 14日
皇居を望む竹橋にある東京国立近代美術館へ行く。
『アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌~"De qui s'agit-il?" Retrospective de Henri Cartier-Bresson』展をじっくりと観る。
死してなお、写真界のカリスマであり続ける彼の記録写真を一堂に集め、また彼自身によるオリジナルプリントを鑑賞できるという内容盛りだくさんの企画展だった。
確かに迫り来る写真の世界には脱帽だが、僕には何だか意図的な彼の創作のヒントが見え隠れして、どうも入っていけない印象だった。中にはハッとする写真も数点あるんだけれど、彼がLIFEやVOGUEの写真を撮っていた雑誌カメラマンだからだろうか?僕の仕事にも直結する”意図された偶然”がすごく鼻についたのだ。
↓中国の宦官の写真はちょっと圧倒されたなぁ。