もし自分がシンドラーエレベーターの社長だったら…。
2006年 06月 11日
エレベーターで人が死んでいる。
昨今の超高層化に生きる我々にとって、エレベーターはもはや空気みたいなものであって、地震や停電であっても、エレベーターは安全に停止するものと思いこんでいた。
が、しかし、そんな事は無く、けっこう適当に設置されていたワケだ。
もし、このシ社の社長だったら今どうするだろうか?
全国に相当数のエレベーターが設置されているワケで、人道的に「全ての使用をやめてください」などとは言えない。間に挟まっているゼネコンや管理会社がそれを許さない。
刑事事件として当局が動き出すまで、「弊社の安全管理に問題はない」とシラをきるしか、やはり僕でも出来ないのではないだろうか?
しかも、このシンドラーグループは世界企業。日本法人なんて屁でもない存在だろう。
いったい本国からどんなメールが日本法人の社長の元に届くのだろうか?
シ社は確かに悪者ではあるが、この現代社会で、いつ自分が悪者になるかわからない。
当面、乗ったエレベーターのメーカー名だけは凝視しましょう。御同輩!