ルビー天禄師匠、熱く語りき…!
2005年 09月 24日
そのリサーチも兼ねて、東京事務所より出張してきた仲西編集長と共にバーノンズバーへ。
この日はピエールは営業でお休み。
ルビー師匠、トニーDさん、ミッチータカさんが大忙しの夜でした。
お客さんも退いて、少しゆっくりとルビーさんとお話したのでした。
話題は先日の「ピエールテレビ出演について」
「あれ、すんごい賛否両論でしょう」と僕。
「すごかったですよ、BBSなんかパンク寸前です」とマスター。
番組内容はピエールの神業ともいえるカードテクニックを、スーパースローで再生してタネを
見てやろうという企画。
出演オファーが来たときに、ルビーさんとピエールが確認し合った事があったそうです。
~基本技法、他人の技法ではなく、ピエールオリジナルのもの。
で、あのエースオープナーになったのですが、テレビ局側が、カードのトップコントロールも一緒
に解説しないと、意味がわからんという事で、ココはピエールも最後まで悩んだそうです。
ルビー師匠の結論としては、「エンタテインメント」としてのマジックなのだから、ああいう楽しみ方も否定すべきではないのではないか。
逆にあれをやられて、困った人(プロ・アマ含め)はいないと思う。
逆に「僕だけが知ってる技法」が公共放送にのってしまった時の嫉妬に近い感情ではないか…!といった結論でお考えの様子でした。
僕もその意見には賛成です。
あの技法がわかったからといって、並みの人間には出来る代物ではないですし、技法がわかっていながらも、十分に不思議でしょう。
マジシャンには何の責任もないです。
もし、今回のことで非難するとすればテレビ局の制作サイドです。
どうして、あぁいった企画しか考えられないのか?
その企画に何か意味があるのか?
だからテレビ人の浅はかさって嫌いなんですよね。