『樹海のふたり』 山口秀矢/脚本•監督
2013年 07月 15日
脚本と監督を手掛けたのはこれが劇場映画デビューとなるドキュメンタリーでは多くの実績を残している山口秀矢監督。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の正式出品作品。
日本人なら誰もが心のどこかに仕舞い込んでいる”富士山麓の樹海”。自殺の名所として有名だ。そこに最初は気楽に入り込んで行く主人公ふたり。だが、樹海とは実はどんな人間の心にも在ることを知る。
重要な役どころのきたろう、そして久々に見た烏丸せつ子の妖婉さもあって、なかなか得した映画だった。
ラストにはしっかりと救いを与えてくれる、実は深くてウォームなドキュメンタリー&フィクションの新しい形の映画だなと感心した次第である。
ちょっと人間関係や、人間の生きる意味のついて考えるのがしんどくなってる大人は必見の映画だと思います☆
公式サイト→http://www.jukai-futari.com/
予告編↓