時代は「バンカラ」を求めてるような気がする。
2009年 09月 08日
大阪大学やら、大阪市やら、内田センセイやら、アニキ江など、蒼々たる顔ぶれで開講するのであるが、いかんせんこのご時世である。
事業費がままならないのである。
一応株式会社なので、幾許かの利益を得て、税金を払うというのが社会の目的だが、この構想、協賛社はもちろん、行政もお金を出してくれない。
夜中、江、大迫、石原とオフィスで残業。
「ギリギリやのぉ~」と江が岸和田弁がぼんやり呟いていた。
「大学芋でも売りますかぁ…」(イシハラ)
そこからどんどん話は飛躍し、学ラン姿のスタッフが会場で芋を売ったらおもろい!と3人で大爆笑。
往々にして、突飛な企画は夜中にこうして生まれる。一晩寝かせると、ほとんど面白くないのだが、ナカノシマ大学でスタッフが大学芋を売る!というのは、一晩寝てもおかしくってしようが無い。
大迫クンがすかさず「大学芋」をネットで検索。
「そもそもは、東大の苦学生が学費を捻出するために芋を売ったのが、名前の由来らしいですねぇ」
今のボクらにピッタシやんかいさぁ。
企画を頭の中で煮詰めるにつれ、実はバンカラというキーワードに自分はヒットしている事に気づいた。
かつての青春ドラマ、学ラン着てラーメン屋で食って、泣いて笑う。
金は無いが、ええ笑顔をしている。
そしてシャイ。
バブルを経て、不況をくぐり拔け、時代は「バンカラ」を欲している。
絶対にそう言い切る。
こういう閃きは天才的だと自負しているのだが、未だかつて、こういう閃きが金になった事はない!
ナカノシマ大学芋、実現する事を読者は祈っていてほしい。
ボクは今度の休みに下駄を買いに行こうと思う。