イシハラマコトのマンボな日常へようこそ☆


by nestvision
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリ:観ました!review( 212 )

2011.10.27 TOKYO Ikebukuro Theatere KASSAI

つかこうへい追悼公演として夏に大好評だった「蒲田行進曲」。
まさに伊藤えん魔のテーマそのままの脚本。楽しみにしていたのに夏は行けなかった。
んで、今回は「熱血バーション☆」の東京公演。いやはや、ほんまに楽しくて、泣きアリ、お笑いアリの素晴らしい舞台でした。
やっぱり、美津乃あわの存在感ってすごいなぁ…と改めて感じ入るのでございます。
狂乱バージョンは大阪にて。楽しみ☆
b0025405_13152687.jpg

by nestvision | 2011-10-30 13:15 | 観ました!review
2011.10.1 OSAKA Theatre Drama City
b0025405_126694.jpg
『女、恋に狂わば、歴史を覆す』

つかこうへい追悼公演と銘打っての興行。キャストをみて、外してはないだろうけれど、多分85点くらい…とタカをくくっていたが、何と120点の満点越え。つかこうへいの独自の世界観を今という時代に遜色なく再現していたし、とにかく主演の鈴木杏の体当たりの演技が清々しく、舞台の鈴木杏にとことん惚れたという充実感が観客の側から醸し出ていて、最高の舞台をみせてもらった。
蜷川作品に出ていた頃の鈴木杏なんか比べものにならないくらいの成長ぶり。…っていうか、本当に舞台に愛される女優にならはった!と少々感動した。
中でも、他のキャストは衣装を着けていたのに対して、主演の鈴木杏はジャージでの演技で通した。彼女のこの作品への思い。とにかく演技だけで表現したいという気迫がひしひし伝わって来たのである。
当然ながら、会場はカーテンコール、スタンディングオベイションの嵐。
最近はそんなにスタンディングしなくなったボクだけれど、2回目のカーテンコールで思わず立ってしまっていた。
笑って、笑って、そして最後に号泣する!
つかこうへい永遠に…にふさわしい素晴らしい舞台だった。

★★★★★

b0025405_9292323.jpg坂本龍馬役の馬場徹も、キュートな新しい龍馬像をクリエイトしていて清々しかった。しかし、あの殺陣はとんでもない練習量を要しただろうとゾッとしたのである。杏ちゃんの面白いコメントがあったのでコチラの記事も!                                                        

C
by nestvision | 2011-10-02 09:38 | 観ました!review
2011.9.24 OSAKA nakanoshima

ボクの大好きな憩いの場所「大阪市立科学館」。
そうです。あのプラネタリウムのある所です。ボクはここの「友の会」会員でもありまして、昨夜はその会員限定でのスペシャルナイトが開催されました。

現在、プラネタリウムで上映中の「ローヌ川の星月夜」のナゾを主軸に、阪大のゴッホ研究のコウデラ先生、近代美準備室の小川さん、そしてこの番組を制作した村上さんによる講演とパネルディスカッションでした。

ゴッホという男の人がとても身近に、そして何やらええ奴なような気がしてきました。M

b0025405_10232765.jpg

by nestvision | 2011-09-25 10:26 | 観ました!review
2011.9.23 OSAKA Kujyo
b0025405_10122842.jpg

いやぁ、何年ぶりに観ただろう。ヴェンダースの映画。
ロードムービーの旗手として、不動の地位を築いたヴェンダースだ。
ぴあに在職した頃は、ヴェンダース批判は「映画のモグリ」みたいな雰囲気があったが、ボクは当初からどうも好きではなかった。
そんなこんなで、本当に久しぶりのヴェンダース作品鑑賞となった。

よくも悪くも”ヴェンダース”だったな。

とにかくテーマがモチーフに持って行かれてしまうのが、このインテリ監督の欠点であり魅力だ。
映像と音楽のセンスはピカイチなのに、なぜ???って感じがどの作品にもついて回る。
わざわざ観に行くと”失敗”だが、今回のように暇にまかせて遭遇すれば”儲けモン”の映画なのだ。

テーマ、ストーリー共に書くべき事もなかろう。
とにかく映像が綺麗だったし、街がすごくリアルに映せていたと感心する。
でも、あの死神役のデニス・ホッパーは不要ではないかと思うのだがいかがだろうか?

そして何よりジョヴァンナ・メッジジョルノの大人の女にノックアウト。素敵☆

b0025405_1012711.jpg





Y
by nestvision | 2011-09-25 10:15 | 観ました!review
過日「大阪薪能」では本当に素晴らしい能を堪能させていただいた梅若基徳さんが、新しい試みをされるという事で、セントレジスホテル大阪のアスターボールルームに行く。

一調での『駒の段』、舞囃子『菊慈童』など、梅若さんの解説のもと、月にちなんだ演目を魅せて頂いた。
お能は本当に素晴らしかったのだけれど、全体の運営(イベンターのせい?ホテルのせい?)には、少々こういうギョーカイのプロとして疑問が残った。
とにかく梅若さんのお能がとても舞い難くそうだった事。
あれは落語会の舞台の組み方で、採算はわからないけれど、もう少し大きな部屋で広い舞台を組んであげてほしかった。(あの手狭な舞台できっちり舞われる梅若さんは流石プロ!としか言いようがないのだけれど…)

それとお酒との関連、ホテルとの関連が来場者にはわかり難く、結果、酒樽など提供された、協力スポンサーのメリットはどうだったのか?と甚だ疑問である。

銘酒の樽の周囲には商品解説のフライヤーなど配布しても良かっただろうし、せっかく大阪のど真ん中での開催なのだから、「どこのお店でこのお酒が飲めるか…」なんかの案内もあって良かったと思う。

そして、平日18:30会場で21:00過ぎアウトである。ほとんどの方は仕事場から直行であったハズ。
「何か食べれるのか?」が、みんな気になっていたと思う。
だとしたら、中入りのホワイエで軽食を販売しても良かっただろうし、ホテルとしては、そのままレストランへの誘員を考えても良かったのではないか?と思うのだ。
実際に、帰り際、フロアにいたホテル従業員に「どこか、すぐ食べられるレストランは?」と聞いたけれど、内線でバタバタやってたので、ホテルでの飲食は諦めた。ホテルにとっては大きな機会損失である。
その日は無理としてもレストランのクーポンとかサービス券を配布すれば、それなりのリピーターが見込まれたのではないのか…とも思う。(まぁ確かに、オープン当初"セントレジスはそういう誘致はしません!”的な方針を打ち出していたけれど、割引サービスとホスピタリティとは違うと思う)

最後に、司会をやられていた今回のイベンターの社長さんによる「鏡割り」。
段取りが良くなかったのは、まぁいいとして、最初に「割りたい人…」での挙手による一般客を壇上へ上げる…までは良かった。
その後、ビミョーな社長とか支社長とかが、VIP風に呼び出されたのは少々興ざめしてしまった。
きっとあのイベンターのクライアントか何かだろうけど、その必然性が観客にはわからなかった。
そして「ヨイショ!」の発声は、あの場合、能楽師の方お二人ではないのか?とも思った。

そして観月。12階の中庭からの十六夜は素晴らしく、とても綺麗だった。
けれど、あそこにもうひと演出欲しかったなぁと思う。
ススキに団子の飾り付けでもいいし、それこそ樽酒を中庭に運んで、お変わりが出来る…など。
せっかく名月を愛でているのだけれど、客にとって”滞留理由”が無さ過ぎるのである。
「はい、ここ12階の中庭ね!アレ、月、はい足下に気をつけてお帰りくださいませ」な感じ。

くどくど書きましたが、ボクは基本的にホテルの中でこういう催しはどんどんやるべきだと思うのです。
とても素晴らしい企画だと思いますし、梅若さんのような次代を担う方々が積極的に能楽堂を飛び出て、我々にわかりやすく、楽しませて下さるのは大賛成です。
もっと良いイベントになります様に!…そういう気持ちで書きました。

b0025405_1174780.jpg
MC、舞、謡…と、何から何までマルチにこなされていた能楽師の梅若基徳さんとツーショット。
お疲れさまでした。楽しかったです。また誘ってくださぁ〜い!

b0025405_1192476.jpg
なかなか珍しい(と思う)セントレジス大阪の升。勝手に貰っちゃいました(笑)

b0025405_11103693.jpg
12階の中庭から観た十六夜の月。とーってもキレイです。
しかし、隣のBARのお客が少々微妙でした。今度じっくり観察に行かねば!と思っとります☆
by nestvision | 2011-09-14 11:36 | 観ました!review
2011.9.12 OSAKA Drama-City

b0025405_9123438.jpg大竹しのぶさんが、あの名作「身毒丸」の主演を張るというので、これは目撃せねばとドラマシティへ。
蜷川演出版としては3回目のシリーズ。一回目は白石加代子×武田信治(1955年)、そして白石加代子×藤原竜也(1997年)、今作が大竹さんと、ホリプロの矢野聖人によるもの。

とにかく1997年の公演がアッパーカットだった為、どーなんだろなぁ…?と半信半疑で観に行ったわけです。
そりゃ、大竹しのぶさんはスゴかった。矢野くんもがんばっていた。
でも、でも、どうしても白石さんと藤原くんが脳裏から離れない。それは大竹さんにも矢野くんにも関係の無い事なのだけれど…。

結論として、大竹さんは会話セリフの名優だけれど、白石さんは語りセリフの名優であった事。寺山修司のアバンギャルドな世界観に合っているのは白石さんで、大竹さんはアバンギャルド(ある意味での滑稽さ)にならないキャラクターであった事。
そして矢野くんは役者としては問題無し。でもあの頃の藤原竜也には神懸かり的なオーラがあったという事。

そういう意味では観ておいて(目撃しておいて)良かったと思う。

★★★☆☆








Hi
by nestvision | 2011-09-13 09:21 | 観ました!review
2011.9.4 Osaka Umeda Theatre Drama City
b0025405_016869.jpg

そりゃもう、古田新太を観に行ったのである。
もひとつKERAは有頂天時代から好きではなかったので、こういう展開なのは読めていたのは読めていた。
いわゆるナンセンスでデタラメなドタバタ芝居であった。
…が、やっぱり脚本がみんなを理解している。および俳優が粒ぞろいの役者たちであった事により、ものすごいハーモニーを生んでいた。
最初から最後まで”抱腹絶倒”で、いわゆる芝居慣れした人には最高に面白い時間だったと思う。
この芝居が劇場デビューという人はそんなにいないだろうけど、もしいたとしたら大不幸だと思う(笑)
でも、これは名優たちが自分の立ち位置を充分に理解して、そして自分自身をクリエイト出来るレベルの人にしか無理な芝居。職人の余裕から出るもんだなぁ…と感心した。
願わくば、へたくそな学生芝居なんかで、こういうアプローチは避けてほしいところである。下手な役者が演じたら、もう収集つかないトンデモ芝居になる感じ。
そのギリを演者たちは楽しんでいたんだろうと思う。

★★★☆☆

企画制作のcubeのウェブサイトです。

↓KERAと古田のゆるーいPR動画






Hi
by nestvision | 2011-09-04 00:32 | 観ました!review
2011.8.18 Morinomiya

最初に宣言しておく。酷評させてもらう。
今までの自分の芝居体験の中で相当ワースト上位に位置する記念すべき舞台となってしまった。
戯曲は清水邦夫の作。劇作家の巨匠で蜷川幸雄にも影響を与えた人らしいが、僕は初めて知ったので彼の偉業は関係なし。
んで、とにかく脚本がまずダメ。意味不明。マスターベーション。
そして'86の初演から三度目の再演となる今作。
蜷川幸雄が演出し、窪塚洋介、中嶋朋子、伊藤蘭などという有名なキャスト陣たち。
全編、舞台上にホンモノの雨が降り続けるという前評判、そして若い人には久々の窪塚洋介主演という話題だけが先行していた作品。

結論!僕には何ひとつ理解できない芝居だった。
ドラマツルギーも芝居も無い。全員がガヤり、全員が絶叫し、とにかく苦悩の芝居をひたすら続けるという体たらく。(苦悩する演技は、演技の中で最も簡単である。床を叩いて絶叫すれば良いから)

そして呼び物の雨が降ってる演出。必然性はまるで無し。
そもそも、窪塚くん、中嶋さん、伊藤さんという映画俳優が、雨音の中でマトモに芝居できると、そう思った蜷川が信じられない。無理だろ、発声が出来てないんだし。
ゆえにどの役者も絶叫せずにはいられない状況。

今回は窪塚くん目当ての芝居は初めて、という客も多かったはず。
彼女らには「窪塚くん、がんばってたけど芝居の内容はよくわかんなかった」というのが率直な感想だと思う。
こういう芝居を大人の都合でやっちゃうから、若い人の芝居離れが起こっているのだと思う。今回の企画をした業界の大人たちは猛省して欲しい。
エンタテインメントにおいて、観客に「?」と思わせたら、そこで完敗なのだと僕は思っている。
観客がどういう捉え方をしても自由だけど、必然性のない「?」を感じさせたら絶対にダメだ。
そういう意味で、芝居の素人でない僕が観ていても、最初から最後まで全くわからなかった。

ちょっと蜷川幸雄!どーした?な最悪な舞台だった。
by nestvision | 2011-08-18 23:23 | 観ました!review
2011.8.13 OSAKA Nnakanoshima BANKS

東日本大震災へのチャリティとして、在阪のカメラマン約300人による写真チャリティーイベント「FOR YOUR SMILE 311」を観に、中之島バンクスはEASTにある、中之島デザインミュージアム de sigh de>に行ってきました。関西で活躍するプロのカメラマンたちの作品の数々はなかなか壮観。
いつもお仕事をしている方の作品もじっくり拝見しました。
「あっ、この人まだ撮ってんだなぁ」とか「この人、こういう作品も撮られるんだなぁ」などと、なかなか面白い楽しみ方が出来ました。
ボク自身は写真を買うという習慣がないので、募金箱にしっかり募金させて頂きました。
会期は明日の8/14までみたいです。CLOSING PARTYもある様なので、ギョーカイ好きの方はそちらも行かれてみては??
駐車場は国際展示場のを使うとスムーズでしたよん!
b0025405_17121290.jpg
b0025405_17122954.jpg
b0025405_17124422.jpg


帰り際、素敵なディスプレイがあったので、今回参加されたプロのカメラマンさん気分で「FOR YOUR SMILE」してみましたぁ(笑)

b0025405_17173299.jpg

by nestvision | 2011-08-13 17:18 | 観ました!review

第55回「大阪薪能」

2011.8.11 OSAKA IKUTAMA
b0025405_1455942.jpg

ひょんな事から知り合った能楽師、梅若基徳さんのお誘いで、久々にお能を観に行く。
実は小学校の二年生から卒業するまでの間、ボクはお能を習っていた時期がありました。仕舞で何度か能舞台にも出させて頂いた経験があります。
そして今年大学に入った愚息が、能楽研究会に入部するという偶然も重なり、何だか懐かしくなって行きました。
梅若基徳さんは「敦盛」を演じられていて、何だか感情移入できるすごい舞を観せていただきました。
能というと堅苦しいイメージがありますが、あれは一種のヒーリングやと思います。地謡はホーミーの如く心に深く入り込むし、小鼓はハイハット、大鼓はテクノの四つ打ちのイメージ。
演者も観客も一種のトランス状態に入り込むという気持ち良さはあります。
梅若基徳さんの「敦盛」、そして狂言の「御冷やし」の後は、この大阪薪能の為に書かれたという「生國魂」。
仕舞は「難波」「夕顔」「歌占」と続き、最後はフィナーレにふさわしい「紅葉狩」のお能で〆でした。
そういえば仕舞の「夕顔」は舞わせてもらった事を思い出しました。
あの扇の持ち方は今でも覚えています。まさに30年ぶりの感覚でした。

藤間の名取りだった母に、無理矢理勧められた能・仕舞のお稽古でしたが、実はそんなに嫌いじゃなかった。
早朝に能楽堂に行き、いろんなおじさんに挨拶して、袴をはいてシュッツシュッツっと歩くのは気持ちがよかったのです。

お能はちょっとクラシック音楽に似ています。
型というものは絶対的にあるのですが、舞う人によって全然印象が違う。
クラシック音楽が同じ楽譜なのに指揮者によって大きく違うのと似ています。

ちょっと昔にタイムとリップしたひと時を過ごせたのでした。
by nestvision | 2011-08-12 14:06 | 観ました!review