イシハラマコトのマンボな日常へようこそ☆


by nestvision
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カテゴリ:お芝居の想い出( 14 )

b0025405_1754474.jpgひょんな事から始まった今回の珍事。
文学仲間であり、人生のメンターであるいこまみちおさんから一本の電話。
「石原さん、ドイツ兵やってくれへん?立ってるだけでええみたいやから…」
ファントマの「クレオパトラ」出演から数年。
「ボクでええんかいな?」という疑念を持ちつつ今回の演出家である村崎さんに会う。
「踊れません、芝居出来ません。でも裏事情よくわかってます。ライブやってるんで舞台では緊張しません」と話していたら「イメージ通りです。よろしくお願いします」って事になる。
怖い兵隊顔をして立ってたらええのかと思って稽古に参加して行くと、毎回何だか出番が増えて行く。
「ここのダンス、フリ入れといてください」とか「アンサンブルで行進します。えーとツーエイトの2拍目で…」など、次々にいろんなキメを伝授され、頭は大パニックに。

メインキャストの方々は、日頃接する小劇場の人々でなく、いわゆるプロの役者さんたち。
「しまった!」と思ったが時既に遅し!って事で、腹を決める。

そうそう無いので総括をしてみると、やはり芝居というものはメディアに載りにくい。載せにくい。
告知は出来るけど、その息吹みたいのは絶対に伝わらない。

そして今回は一緒にアンサンブルの兵隊やってたのが、ウチの愚息よりも小さい子。芝居でもなければこのジェネレーションギャップで共演者という並列の立場で数日を過ごす事はまぁ無い訳で、そういう意味でも楽しかった。彼らが親にも言えないよもやまを、共演者の安堵感からか口々にいろいろ語ってくれる。

b0025405_17543586.jpgそしてやはり芝居は組織論の原始的な事を勉強するのにとても有効だという事。
社長としてどうあるべきか?…こういう機会にいつも考えさせられる。

メディア側の人間として、今回の公演について思う事はいろいろあるけれど、そこに演者として参加出来たのはとても貴重な事だったと思う。
by nestvision | 2012-02-20 10:59 | お芝居の想い出
あんまり芝居関係の日記が多かったので、この辺でいったん締めます。なにやら書きたいことは山盛りなのですが、どうまとめていいのやら…。なので箇条書きにしておきます。

●役者は自虐的なナルシストだった。
●役者は自分の毒を善意というオブラートに包んでいる。
●何から何まで必然を追求するのが演出だった。
●人間本来にある必然を越えた偶然を創り出すのが役者だった。
●役者は三日やったらやめられない。
●ジャージは性差を超える。
●舞台には本当に魔物が棲んでいた。
●舞台には本当に神様が居た。
●心が通えば芝居が通る。
●役者はアスリートである。
●台本に問う、役に問う、自分に問う、客に問う。問うてばかりが役者なり。
●注意一秒、怪我は楽日まで
●舞台は確実に客が創る。
●毎日芝居は変わっていって、完成すら無い。
●演じること、すなわち自己を知ること。
by nestvision | 2006-04-05 11:18 | お芝居の想い出
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1月に参加した「劇団ファントマ」の本公演である『クレオパトラ』が、大阪ドラマシティで千秋楽を迎えた。最後にはお客様が全員総立ちのスタンディング・オベイションを受けた。
新宿アプル、そして大阪ドラマシティという芝居の世界では最高峰の小屋で、スタンディング・オベイションを舞台から観る機会を持てた事がすごく嬉しい。
スタンディング・オベイションが、役者にとってどれほどのご褒美かという事が身に滲みてわかった。カーテンコールを受けながら、役者がみんな泣いていた。伊藤えん魔ちゃんも泣いていた。

今回の総まとめはどこかで、きっちりと発表したいし、いつか小説にもしようと思う。自分のロックな部分を再認識出来たし、何よりも歳はずいぶん違うけど、同じ修羅場をくぐり抜けた友人と巡り逢えた事、そして何よりもこんな暴挙を真面目に観劇に来てくださった方、みんなに感謝である。どうもありがとうございました。
そして、こんなワガママを許してくれた会社のスタッフに本当に感謝します。きっとここでの経験を会社運営にフィードバックするからねぇ。

今でも拍手が頭の中を鳴っている。こんな僕にも芝居の神様が舞い降りた。
素敵な2006年の早春の一コマ。大事にして生きていこうと思う。

★写真は、毎朝拝み倒したドラマシティの楽屋神棚。そして楽日のお祝い看板(^_^)v
by nestvision | 2006-04-03 02:52 | お芝居の想い出
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シアタードラマシティの初日が開いた。撮影用、ゲネ、本番と3セットはキツカッタ。
でも、本番では何か掴めた感じがして気持ちが良かった。ああいうのの大きいのが役者のハイな要素なんだろうと思う。奥と殿と姫が観劇に来ていた。なんか楽しんでくれたみたいで、ホッとする。殿は「死神がメッチャおもろかったぁ」とご満悦。姫はゼノビアに恋してた。
別に芝居じゃなくてもいいけれど、二人ともずっと表現する人間でいて欲しい。芝居でも音楽でも絵でも映像でも。

オヤジの真面目な顔をはじめて見たと言われ、やっぱり観に来てもらってよかったと思った。どうもありがとう、ファントマの皆さん。

☆写真はエキストラ仲間との弁当風景です。
by nestvision | 2006-04-01 01:35 | お芝居の想い出
連日、芝居関係の日記で興味のない方には申し訳ないです。
ついにイシハラが情報誌編集者としての最後の砦であった小劇場を体験するProjectも佳境を迎えております。今週末にはファントマ『クレオパトラ』の大阪公演で幕を閉じます。今後、芝居を続けていくのか?という、とんでもない質問を頂く事もあるのですが、めっそうもないです。無理ですよぉ~。僕には(>_<)そもそも団体行動が苦手な僕ですから、今ですら相当なストレスが掛かっておりますです。

昨日、ファントマ稽古場にて最後のシーザーバージョンの通し稽古がありました。ずっと「芝居になってない」「ゆるい芝居するな!」と罵り続けられたパートに、何とか演出らしいダメ出しを頂き、初心者としては天にも昇る嬉しさでした。しかも主演の美津野さんからも「台詞のタイミング、もっと早く被せてください…」と、これまたプロっぽいダメ出し。最後に来てやっとこさ入門者にだけはなれたのだろうか?

本気チームは、突然台詞が変わったりと、僕にとってはとんでもない大変更を「ハイ!」とだけ答えて自分と格闘する姿は美しくもあります。

編集者が小劇場で何を見たのか?
またじっくりとレポートしたいと思いますので。
by nestvision | 2006-03-28 11:05 | お芝居の想い出
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ファントマ「クレオパトラ」大阪公演に向けたリハーサルが連日続く。
二日連続で市民会館を借り切っての外稽古。
兵隊の動きや、民衆の動き、そしてミイラの動きに至るまで細部に演出がつく。
僕はといえば相変わらずの大根ぶりで、自分でも情けなくなる日々。こういうモードだと北新地にも行く気がして来ないから、やっぱり自分なりに悔しいのだと思う。その辺が芝居の麻薬たる所以かもしれない。泣いても笑ってもあと、一週間で終わる。僕の最初で最後の役者が終わる。
でも、本当に役者を目指す人たちの情熱は凄いと思う。時間を削り、自分を削って団体としてのアートを紡いでいく。そんな中に初心者としてでも関われた事は、本当に大きな意味があると思う。真剣にやらないと、自分が惨めになるんだよなぁ…。やっと解った様な気がする今日この頃です!

★写真は、真剣に動きを合わせる兵隊たち(↑)音響と意見を交わすエキストラ女子連(↓)そして便所で殺陣のキメをひたすら決めている砂の軍団女子(↓)

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by nestvision | 2006-03-25 01:51 | お芝居の想い出

ファントマ稽古始動!

新宿シアターアプルの公演が終わって、大阪公演のための稽古が稽古場で始動。本集合に行く。軽く全体のキーポイントを流す感じで、アントニウス浅野さんの演出で稽古は進む。
アプルの修羅場を一緒に経験した仲間達という意識がリラックスさせてくれるのと、一度舞台を踏んだので、セットのイメージとかが理解できているので、最初の頃のパニック感はもうない。
でも、本当にみんながんばるなぁ…。さぁ、頭を切り換えて、がんばろう!

そうそう、ビデオダメだしで「石原の演技は不自然!」とえん魔さんからのメッセージ。はいっ!僕もそう思います。b0025405_12264917.jpg
by nestvision | 2006-03-16 12:27 | お芝居の想い出
2006.2.26 ファントマ「クレオパトラ/シーザーバージョン」で、新宿シアターアプルの東京公演の楽日(千秋楽)を迎えた。
気分はとても爽快(^_^)

最終日のみんなのモチベーションは明らかに違っていた。
もう、泣いても笑っても東京での最後の公演。
主役級もエキストラも、自己との闘争にピリオドを打って、何か神憑り的なものに心で手を合わす。本当に、階段で、楽屋で、そして舞台袖で、みんなが自分を高めている。

僕は今回の挑戦で、一枚も写真をとっていない。
シーザーが袖にへたり込んで、爽健美茶を飲みながらブツブツ言っていたり、エキストラが三角座りで泣いていたり…。
まさに凄い現場というのはこういうものだと思った。
でも、それは数枚の写真では伝わらない。
これは芝居に参加している者だけに、居ることを赦された特権だと思った。

お客様は、板(舞台)の上の僕らだけで判断してくれれば、それで良い。
あの空間、空気、霊気は、僕ら役者だけの宝物なのかもしれない。

大阪公演では、これまた新たな闘争が訪れるだろうと思う。

さらば、新宿シアターアプル。b0025405_14133811.jpg
by nestvision | 2006-02-27 13:07 | お芝居の想い出
しばらく書いてませんでした。というか書けませんでした。
22日に東京入り、23日は舞台作りとゲネ。24日はヴァージョン違いのゲネで初演を迎え、本日は14:00と19:00の二回公演でした。

毎日、本番を通す度に膨大なダメ出しが演出家によってなされます。主役級の方から僕らのようなエキストラまで、その言葉を自分なりにかみ砕き、そして自己との闘争が始まります。

今日の最初の公演での、僕の台詞入りシーンでは「声が小さく、全く芝居になっていない」というダメ出し。~だって素人なんだもん~とはもう思えません。
自分でもよく理解できるし、僕が評論したら、あの父親役は無視しただろうな。
気分は最悪なのだけれど、演出家の意図も痛いほど分かる。

いつしか悔しくて悔しくて、というモードになっている自分に少しびっくりした。
ただ、我々素人だけが自己と戦っているわけではなく、主役級のい方もそれぞれ自己と戦っている。階段で、楽屋で…。

僕も限界ではあるけれど、中には骨挫傷しながら、舞台に立っている同期のエキストラもいる。逃げるタイミングはとっくに失っていて、もはや目の前の観客と対峙するしかない。

泣いても笑っても東京公演は明日でラスト。
もうシアターアプルに演じ手として立つこともないだろうと思う。

いろんな事を教わった劇場。慈しんで帰れる結果で在ればと願う。
by nestvision | 2006-02-26 00:43 | お芝居の想い出
今月の末にははやくも東京公演です。
ファントマの公演「クレオパトラ」をどうぞよろしく<(_ _)>

そしてエキストラには石原出ます。
「えっ?どれどれ?」でなくしっかり出ますので、是非観に来てください。

公演の概要はファントマのオフィシャルサイトへ
http://www.fantoma.info/

<<スケジュール>>
●東京公演 シアターアプル(JR新宿東口から徒歩5分)
●日時 2006年2月24日(金) 7:00◆
          2月25日(土) 2:00● 7:00◆
           26日(日) 2:00●

●大阪公演 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
               (阪急梅田駅下車徒歩3分)
●日時 2006年3月31日(金) 7:00●
          4月 1日(土) 2:00◆ 7:00●
             2日(日) 3:00◆
●=シーザーバージョン ◆=アントニウスバージョン
●料金 前売 4000円 当日 4300円(全席指定)

※バージョン違いは気にしないでください。僕的には一緒ですので<(_ _)>

<<チケット購入は石原にmailネ>>
●当日精算チケット
「誰と行こうかな?あいつ行くかな?」な方はこちらをご用命ください。
行けなかったとしてもOKですので。
何枚でもお届けいたします。→前売り料金で精算頂きます。
●指定チケット
何日の何時の公演に何枚と決定されてる方はお知らせ下さい。
指定席のチケットをお渡しします。→チケット受け渡しの際に前売り料金を下さい。
●スタンド花
大歓迎でございます。
ただワタシはエキストラの身。どうか宛名は「ファントマさん江」としてくださいネ。

何なりとご質問くあさいませ<(_ _)>
ishihara@questroom.co.jp まで!
by nestvision | 2006-02-13 16:48 | お芝居の想い出