イシハラマコトのマンボな日常へようこそ☆


by nestvision
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カテゴリ:息子( 29 )

2011.4.1 KOBE

いろいろご心配をかけていた愚息が大学生になりました。
しかも僕の母校。我が同窓の仲間入りというワケです。
高校を中退し、高校卒業認定を受け、塾にも行かず新聞配達しながらひとりシコシコと受験勉強していたので、まぁ愚息ながらがんばったんだと思います。
第一次志望は落ちたものの、第二志望が僕の母校だったようです。文学部の人間科学科で「人間の心理」を勉強してマンガ家になってバブりたいらしいです。
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↑オイ!こら、どこ見とんねん!な愚息☆

父親然として入学式に望んだのですが、入学式といえば各サークルの勧誘合戦まっただ中です。
正門から学生会館までずらりとサークルの出店が並んでいます。
いつの間にか、30年前の自分に戻って「あっ、あいつの後輩たちだ」とか「あの男、どーしてんのかな?」と、当時の大学の同窓をあれこれ思い出してしまいました。

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なんやかや入学手続きをしている愚息を放っていおいて、奥と懐かしい学食へ。
震災でも立派に生き残った「一本松」もそびえている。
むかしは「グリル」と呼んでいた「レストラン」で名物の焼肉定食を食す。
なんで30年前と同じ味がするんだろう(きっと変わってる筈なのに…)


b0025405_153246.jpg愚息よ!入学おめでとう。
父としてお前が同窓に加わったのはちょっと嬉しい。
勉強なんてどーでもいい。「あの頃はバカだった!」って思える大学生活を送ってほしいと願う。
人生で大事な大事な一番ぼんやりした時間を大切に。
いつか”我らが母校”をアテに酒を呑もうではないか☆

by nestvision | 2011-04-01 15:07 | 息子

ハッと気づく。

何かのテレビ番組で「バブルを味わった親世代」と「エコの染みついた子供世代」みたいな企画をやっていて、最近めっきり受験モードの愚息とふたりテレビを見つつ、「なんか俺らみたいやなぁ」と話してました。

「おとんは、何でそんなに服とか靴が要るねん」と愚息。
「自己表現やろ、やっぱ」とボク。
「他で表現したらええやないか。オレなんか気に入った服が2、3着あったらそれでええわ。ユニクロで全然ええし…、服なんかや無くて、そのうち、自分自身が爆発して表現するで!」と愚息。

なるほどね、コレがジェネレーションギャップなんだろうな。

最近、何だか息子に、いろんな事を教えられている気がしてきた。
by nestvision | 2010-06-14 19:21 | 息子
b0025405_9233283.jpg最近やたらとblogに登場する愚息。
毎日予備校に行ってHIDEをヘッドホンで大音響で聴いて過ごす毎日。
安全パイ数学と、どうしても苦手な国語。
そんな息子をしばらく静観しようと思っています。

そんな愚息が昨日起きると、「なぁなぁ、おとーさん、コレ」と、モジモジと何やら包み。
中を開けると”消せるゲルインクボールペン”一本。推定150円くらいか?
「何や?これ?」
「新聞配達の給料出てん」
「おぉ、初給料かぁ。嬉しいなぁ」
どうやら締め日の関係で、2日分(推定4000円)の給料が彼の懐に入ったらしい。
奥にも姫にも同様にプレゼントを買って来たらしい。
あまりにちょっと感動して、思わず絶句なまま開封。
何の変哲もないこんなペンが神々しく見えるのは初めてだ。
嬉しそうなボクに、殿は照れ隠しなのか、
「コレ、ボールペンやけど消せるねんで」とペンの説明。
「ありがとう。バイトがんばったんやなぁ」と労う。

こんな嬉しいモノはまたと無い。
昔、死んだ祖母に初任給でハンカチを贈ったら「勿体なくて使えない」と泣いていた。
その気持ちが今はよーくわかる。
いや、そういう齢に達したという事なのか?(だとしたら少々切ない)
やっぱり、このペンは使えない。

バイトに行くと自転車ごと転ぶ事が日常のようだ。
200戸の家庭に銘柄を確認して新聞を入れて行く。
その労働対価でボクにボールペンを買ってくれた。
それも包装付き(まぁ文房具屋の紙袋やけど)

いい奴だ。嬉しい。ありがとう。
by nestvision | 2010-02-03 09:33 | 息子
先の愚息の中退につきましては、多くの励ましのお言葉を頂き、ありがとうございました。
高校卒業認定が合格したので、もはや大学受験はできる身となった愚息。
本日はその受験対策学校の進路ガイダンスに行くことに。

大学という教育機関はこの先いったいどうなるんでしょうね?
最初に何やら講話をたれてた三流私大の広報の受験担当(いわゆる大学の営業部長でんな)の話が馬鹿げていて噴飯を通り越し、飯丸呑みモノでした。

「やりたい事をやり抜けが未来は明るい」
→そういう時代は君の時代で終わったのよ。やりたい事がみつからないから困ってるんだよ、この国はぁ。

「社会に出て使える人材に育てます」
→就職だけのことやろ。就職試験にパスしたらそれは立派なんか?

個別質問会ってのもあったんで、愚息が興味ありそうな学科のある私大の担当者に説明を聞く。
とにかく大学施設のインフラを強調。何にでもなれる!資格がとれる!と、ほとんど職業訓練校やな。
「この新設の学部は、アプローチとしては建築学ですか?社会学ですか?」との我々の問いに対して、「まぁ人文科学なんすけど、最近の流行でこんな感じにしてます」だと。

これじゃ愚息も絶望的だろうなと思った。
ってか、この国の最高学府としての大学ってどうなっていくんだろうと不安になった。
20年後には、この国の大学は有名無実化して、世界で通用しなくなってるんじゃないだろうか?
これだったら、数年ピースボートとかシーシェパードに乗って、どっかの国で逮捕されたりしたほうが、人生スキルは飛躍的に向上するような気がする。
国立大だって独立行政法人化して、「手前ぇの研究費は手前ぇで稼げ」な風潮だしなぁ。

大学での知識とは、そのプロセスをオリジナルなるアプローチで構築していく事に意味があって、結果はあくまでも研究結果でないといけないと思う。
馬鹿げた事を真剣にとことん考える時期、機関が無いとダメなんである。

昼飯を食いながら愚息に言った。
「今日聞いたことは全部忘れろ!就職するために大学に行くんじゃないから」

こんな事を言う親だから愚息もさぞかし大変だろうと、少々切なくなった(反省)
by nestvision | 2010-01-24 00:43 | 息子

愚息@高校中退する

またまた久々の愚息日記である。
2009年は本当にいろんな事があったのだが(ロクでもない話ばっかりだったけど)一番のトピックスは愚息の高校中退だった。

2年前、ぼんやりしていた割には成績の良かった愚息は、とある阪神間にある私立高校の、しかも特別進学クラスに合格してしまうのである。
新入生のうちは、いろんな事が刺激的で、愚息なりには楽しかったようだが、2年になって「学校はアホばっかりや」と呟くようになったのである。
いわゆる「いじめ」かとも疑ったが、そうではなく、担任によると極めてクールで、周囲と同調し難い感じだと言われる。中学の頃から変わっていたので、まぁそんなもんやろ!と思っていた。

2年生の夏休みが明けて、奥からメールが来た。
「毎日高校へ行ってるけど、あれはもの凄いストレスみたいだ」と。
愚息に聞いてみると、やはり面白い奴がいないというのだ。
「高校へ行く意味がわからないし、はやく大学へ行きたいのだ」と。
周囲はちょっと幼稚でマジメな感じのいコが多く、エヴァンゲリオンよりワンピースって所に、我慢して話ししてれば良いものを、愚息は面白くないからその集団を離れてしまう。
簡単に言うとそういう事だ。

このギクシャクした感じは何だろう?と思っていた所に、アスペルガー症候群という名前に行き着く。
ビルゲイツやスピルバーグもそうだったという、昔は「天才病」といわれた症候群。
簡単に言うと、学力はあるが、天然のKYによるコミュニケーション不能というやつだ。
確かに愚息も成績は何もしないのにまぁまぁ。数学はずば抜けていたが、空気の読めない奴だった。

愚息もこの症状に思い当たるらしく、「そうかもしれない」と自覚し出したのである。
親の方も世代の感覚として「高校くらいはちゃんと出ようや!」と思ったものの、それは旧来の考え方だった事に気づく。

愚息はインターネットで「高校卒業認定」の学校を探してきて「ここに行きたい」という事となり、秋から通い出したのだが、確かに様々な人が通っている学校で、やたら愚息は刺激を受け、大いに楽しいようなのである。
11月にあった認定試験では一発合格で、「高校卒業認定」はとれた。
今は受験勉強をゆるゆるやっている。自分でもアスペルガーを克服しようとしているのか、先月から新聞配達のアルバイトも始めた。

んで高校を正式に中退したのが2009年の12月というワケでした。

いろんな事がわかってくると、今まで彼への教育だと思っていた事が、如何に親サイドの視点に偏ったものだったがわかる。
今までの事はいったい何だったんだ?とも思うが、愚息の人生は愚息のものだから、親の価値観を押しつけてはいけないなと、心から再確認した暮れなのでした。

長々読んでいただくと「なんか、大変そう…」と思われるかもしれないが、愚息も我々も何らかの確信に近づけた達成感はあるのだ。
愚息も「このままフリーターなったら、俺中卒やん」と明るく焦っている。

ボクは社交的だとよく人に言われるけど、愚息にこのDNAを残したのは自分自身だと思う。
人に明るく接するのは踏み込まれたくない防衛本能であって、実は1年誰とも話さなくても耐えれるような暗い男ではないか?と時々思うのである。
愚息の場合、年長の人に対しては雄弁だ。周囲の幼稚さに溜まりかねて悲鳴を上げたのだと思う。

難しい奴だけど、極めて自分にそっくりなのも愚息の特徴なのである。

高卒認定校には、少年院上がりの年長者や、何らかの事情で学校へ行けなかったオッサン、あるいは茶髪で子持ちの愚息と年の変わらない女の子と様々の人生が交錯しているらしいし、新聞配達の現場はそれこそ、この不況の合わせ鏡みたいなラインナップ。
そんな所が落ち着くのだから、なかなか面白い奴であるのだ。

高校をやめる日に「お前さぁ、そんなに嫌やったのに無遅刻無欠席で2年間通ったのは偉いと思うよ」と、少々殊勝に誉めてみた。

あいつの人生に幸があるのかどうかはわからないけど、悔いがあってはいかんなぁとだけ思う愚父なのであった。
by nestvision | 2010-01-14 12:37 | 息子

実力主義は残酷か?

今回は愚息ではなく、中2になる愛娘「姫」について。
彼女は中学入学からバスケット部に入部している。
毎日毎日練習に明け暮れていて、それなりに青春している様子なのである。
土曜日、彼女に大きな試練が訪れた。
公式戦の試合があって、そこで1回も出場する機会を得られなかったのである。
しかも、実力のある1年生選手が数名メンバーチェンジで入ったらしい。
姫は帰って来るなり無言。
機嫌が悪いを通り越して悲惨な顔をしていた。

ボクも中学から高校の途中までバスケット部だった。
入学当初はどんぐりの背比べなので、試合に出る機械は均等にあった。
しかし、途中でバスケットの名門校やら帰国子女が本場仕込みのテクニックを引っさげて途中入部してくる。
必然的にスタメンから外されて、来る日も来る日も選手をタオルで仰いだり、そんな事をする。

テニス部などの個人競技にはそういう事は無いんじゃないかと思う。
下手は下手なりに、その出場機会は必ずある。

姫の場合、今回の試合は公式戦で、顧問の先生にしても勝ちにこだわったんだろうと容易に予想がつく。
社会でいえば当然の事だけれど、姫はそういう事を初めて経験したみたいだ。

可哀想だなぁとは思うけど、何も言葉をかけてはやれない。
こういう事は自分の中で心を折らないようにがんばるしか手は無いのである。

実力主義は残酷だけれど、人を強くする。
そういう競技を選んだんだから、今回の事は仕様がない。

ツライだろうなぁ。ホントに。
オヤジは無言で見守っておる。
by nestvision | 2009-09-06 23:54 | 息子

愚息@心療内科

久々の愚息日記である。
とある私学の特進クラスに進んで今年で2年生。
吹奏楽部は幽霊部員。
成績はどんどん下がる。
ダラダラ毎日している。

苛められもしていないし、友人がいないワケでもない。
なのに毎日が無為に過ぎていく事に、相当な焦りを感じてるらしい。

「オレ、心療内科で診てもらう」となり、ネットで調べた医院に奥が連れて行く。
結果。
「何の疾患もありません。強いて言えばカウンセリングを受けられたらどうですか」

うへへ、心を病んでいると思った愚息は肩透かし。
ざまぁ見ろ。




とまぁ、面白ろ可笑しく書いているが、やっぱ心配である。
「周囲はみんなアホや!松本人志を尊敬している」というカワイイ愚息である。
彼の孤独感は何となくわかるなぁ。
大人になった今でもそういうボクがいるし。
トラウマ連鎖なんやろか?とか、いろいろ考える。

心療内科に行って「軽く精神疲れてますよ」って言われた方が、奴は気が楽やったのかもね…と思う。

愚息の心の葛藤はまだまだ続きそうである。
by nestvision | 2009-06-19 12:27 | 息子

不器用は純情か…?

愚息の通っていた、演劇のワークショップが終わった。
昨日は高校が終わってから、大阪の四天王寺まで行って、そのあと打ち上げにも参加してきたようだ。
愚息はアホなので、終電に間に合わなかった。
折しも嵐。
JRから島内まで、歩くと決めたらしい。
「クルマで迎えに来て」とか「タクシー乗る」という発想がない。
ひたすら、嵐と雨の中を歩いて帰ってきた。
夜中の1時過ぎ、ずぶ濡れ鼠の愚息は、震えながら風呂に入る。
クルマの事もタクシーの事も言わなかった。
そういえば、ボクもこの頃って何かと不器用で格好悪い事ばっかりしていた。

刺激的なワークショップでの出来事を、嵐の中を歩きながら、いろいろ反芻したんだろうな。
それでいい。

不器用でも純情でも、どちらでもいいけど、愚息はまだ、今のところアホである。
by nestvision | 2009-02-14 10:07 | 息子
先日、通し稽古を見に行かせてもらったファントマの本公演を、
シアタードラマシティに観に行く。
愚息は終始、食い入るように見ていて、終演後は楽屋にえん魔さんを訪ねる。
えん魔ちゃんは終演後のバタバタにもかかわらず、気を遣って愚息にまでいろいろ話をしてくださった。
大感謝である。

「おまえ、芝居とか無理やろ?諦めた??」
「いいや、全然。面白かった」
嗚呼…。
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↑ドラマシティ楽屋にて、えん魔ちゃんと興奮のツーショットを撮る愚息。
by nestvision | 2009-01-11 23:06 | 息子
正月をダラダラと過ごしていた愚息。
ボクの正月休みの最終日は、図らずも愚息孝行となってしまった。
かねてから、どうやら芝居(演劇)に仄かな憧れを持っている愚息。
ボクが3年前にエキストラで出演させてもらったファントマの稽古を見学したいか?と問うた所、「行ってみたい」との返事。
座長&演出家である、伊藤えん魔ちゃんにお願いして、大阪での新年初稽古を見学させてもらった。
1/10~ドラマシティで幕が開く「ジョリー・ロジャー」という作品。
かつて、ボクがこのファントマのワークショップを受けた時の課題となった脚本だ。
12月の東京で集中稽古の後、今日からフルキャストが大移動して、大阪での稽古初日となった。
13時から22時まで、みっちり9時間ほど。
どうせ見せるなら、全部を見せた方がいいだろうと、ボクも腹を決めて一日を空ける。
役者さんたちの念入りなストレッチから始まって、発声練習や各パートの自主練習、殺陣の復習から、場当たり…。そして最終的には白熱の通し稽古。
シャイな愚息は、終始クールに観てはいたが、興奮しているのがわかる。
こんなに大人が寄ってたかって、細かいギャグのタイミング合わせやら、えん魔ちゃんのゲキに戦慄が走るような、真剣勝負の現場を見たのは初めてだろうと思う。

きっといろんなモノを得たに違いないから、帰り道では特に感想を聞かなかった。

愚息よ。
オレは君の目標を示したり、ましてや狡い裏道を通してあげられるような人間じゃないけれど、何かに無心で打ち込む”バカな大人”はいっぱい知っている。

雑誌バカ、文学バカ、音楽バカ、芝居バカ、手品バカ…。
どうだ?大人のバカは恰好いいだろう。

いつもは父親の顔しか君には見せていないが、このボク自身が真剣なバカでい続ける様にオヤジはガンバルぜぃ☆

しかし、これで小劇場に興味を持っても困ったモンだ…と少々、親としては心配もしたのである。
by nestvision | 2009-01-04 23:02 | 息子