『おくりびと』 滝田洋二郎 / 監督 小山薫堂 /脚本
2008年 09月 29日
いやぁ、いい映画でした。今年の自己ベストランキングに入るような名作といえる。
主演の本木雅弘も好演、そして広末涼子がかわいい。
そこに山崎努、吉行和子、余貴美子、笹野高史という生唾モノの役者たちが脇を固める。
秀逸はやっぱりホン(脚本)である。小山薫堂入魂の一発ですなぁ。先日「20世紀少年」でテレビ局の作る映画をボロクソ書いたけれど、今回のもTBS+電通+松竹というコンテンツ大好きユニットにもかかわらず、深い映画になっていたと、ちょっと見直す。
「死はねぇ、門なんですよ。そこを潜って次ぎに行く…」という笹野さんの台詞が本当に効いていた。
とにかく、みなさん観てください。必ず泣けますので…。