アコークローの時。
2008年 09月 14日
沖縄の方言(ウチナーグチ)に「アコークロー」という言葉がある。
"夜と朝のちょうど中間”、”夜でも朝でもない中間的な静寂”みたいな時のこと。
同名小説もある、沖縄では一般的な言葉である。
どうやら個人的に、そのアコークローに居るようである。
この数年のうちに、大きな価値の転換(パラダイムシフト)が心の中で起こって、それがだんだん馴染んできた…といえばわかってもらえるだろうか。
今の時期が、昼から夜に向かうのか、あるいは夜から昼に向かっているのかわからないが、大きな転換期が具体化するのだろうという、希望(あるいは諦め)が実感できる。
まるで”アコークロー”。
あたりは激しいのだけれど、とっても静か。
であれば、じっと瞳を閉じて、アコークローという場、時と同化するしかないのだろうと思う。