トリオは一汁一菜だ。
2008年 09月 05日
北新地・本通りの老舗ラウンジの専属ピアニスト、中谷先生と一緒に行く。
もはや、NYでも行かない限り、ハンクのライブは最後だろうなぁ…という事で、その名人技を聴きに来たわけだが、なんのなんの…。
カクシャクとして、ウィットに富み、すごくパワフルなステージだった。
最初にボクの大好きなスタンダードをソロで弾いてくれたり…。素敵なライブだった。
よく思うのだが、ジャズ・トリオって、一汁一菜に似ていると思う。
一番ゴハン(ソロ)がおいしい。
多すぎず、むしろ彩りとしての限界、ギリギリ。
そんな美しい彩りの中を、ハンクはラグタイムからモダンまで、まるで現代ジャズの生き字引のように弾き分ける。
まだまだ、ハンク節は元気みたいだ☆