イシハラマコトのマンボな日常へようこそ☆


by nestvision
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『悩む力』 姜尚中/著(集英社新書)

最近はあんまり読書しなくなった。
寝る前に何度も「宮本輝全短編」を丁寧に読み返したりしているぐらいで、流行作家の新作の類はほとんど読まなくなってる。

b0025405_11395391.jpgそんな中、ボクの思索のアイドル、政治学者の姜尚中(カンサンジュン)氏の書き下ろし、初の生き方本…というのを一晩で読む。
この人、人気なんですねぇ。
amazonで取り寄せで一ヶ月かかった。多分重版待ちしてたんだと思います。
内容は、まぁ普通。
ただマックス・ウェーバーと、夏目漱石の生きた100年前と、現代とが似ていて、双方にスポットをあてていくという手法は面白かった。
中に出てくる、「今からまた、唯脳論的社会に回帰していく…」という文章には深く同感だ。
やっぱり、MBA取った…とか、ビジネススキルがどうか…とか、グローバリゼーションの中で…ってのに無理が出ている。
そういうのに突進して行った周囲の仲間たちは”昆虫”のような目で、いわゆる富をあくせくとストックし、そして放出しているような気がする。
そんな事より、自然に触れ、人と会話を楽しみ、金が無かったら我慢する。そうして少々の愛(カン先生は、他者へのアテンションと、他者からのアテンションと表現してる)があれば、それで充分にシアワセなのだと思う。
そういう意味で、今作での発見は無かったし、カン先生!同感でぇーす…という感じ。
そして、横着者で良いと言われて、少し心の唇が緩んだ。
悩む…というとネガティブだけれど、ずっとずっと何かを希求したいものだ。
やっぱり、カン先生は、アジテーターでは無くて、単なる一般人だった。嬉しい(^o^)
by nestvision | 2008-06-22 11:32 | 読みました!review