イシハラマコトのマンボな日常へようこそ☆


by nestvision
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『壁』 安部公房/著(新潮文庫)

はい。手を出してしまいました…遂に。

文学学校関係者との飲み会においては、もはやスタンダード。
安部公房か○○か…。というくらいのお手本中のお手本作家。

「そんなみんなが良いっての、嫌だもん」と、天の邪鬼な僕は、読んでいませんでした。名前も安部穣二+刑務所の独房…なイメージで恐かったし(関係ねぇ~)

読みました。巧いです。比喩、暗喩、描写の天才かもしれません。
なんで、みんな安部公房なのか、やっと理解できました。

あえて苦言を呈するならば、やはり演劇とか映像とかのお仕事も多かった安部さんゆえ、どうも”寺山臭い”のであります。
青森出身の寺山と、満州出身の安部の、なんかそーゆー”ねじ曲がった暗さ”が鼻につく。言い換えれば、オシャレじゃないのよねん。
読者としての個人的見解は、好きな世界観では無いっす◎

まぁ、芥川受賞作の「壁」と、読売文学賞の「砂の女」を読んで、安部公房は一旦休講しようと思う。でないと、巧すぎてハマる可能性大なのである。ヤバイヤバイ(^_^;)

PS: ずっとアベコーボーって読んでたけど、アベキミフサが正解だって☆
by nestvision | 2008-03-16 11:49 | 読みました!review