『ESSENTIAL PAINTING』 大阪 / 国立国際美術館
2006年 12月 19日
場所は弊社大阪オフィスからスキップで行ける「国立国際美術館」。
時々ランチなんぞを食べたり、サボったりしている隠れ家。
立て続けにご挨拶客のドタキャンがあり、実はこっそりほくそ笑んで、いざ美術館(^^)/
~1990年代以降のヨーロッパとアメリカの絵画~と副題のついた展覧会。
まずもって、展示方法が良かった。作品リストにのみ作品名があって、それぞれの画家ごとにブースで仕切られている。なんか個展に来たみたいな楽しみ方。しかも大きく展示しているのでゆったり。まるでMOMAな感じの展示スタイルが良かった。
したがって古典にありがちな”ジジババ”皆無の客層がたいそう良かった。
代表選手のALEX KATZ(写真の作品は展示されず)はNYC在住。他にもNYC在住アーティストの作品が続いたが、どれも人物。一方ヨーロッパ勢はみんなイメージとか印象の描写に終始していたような気がするなぁ。
僕的にはやっぱりヨーロッパ勢に軍配が上がったのだが…。
中でも人物で気に入ったのは同じくNYC在住のJOHN CURRINの「秋の恋人」。二人の年齢差がとっても現代で面白かった。(写真は今回は展示されず)
併催されてた「Collection 3」は写真中心。米田智子さんの眼鏡シリーズはまぁ、アリかなとは思ったが、JOHN LENNONもやってほしいなぁ~。
細密画(と呼んでいいのかどうか…)の小川信治「干渉する世界」もやってたが、こちらは無理。凄いと思うのだけど無理。興味なし。
しかし、840円でこんなに楽しめるニッポンで良い国だぁ(^^)