イシハラマコトのマンボな日常へようこそ☆


by nestvision
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『向田邦子の恋文』  向田和子/著(新潮文庫)

号泣。

ずっと僕の文学のアイドルだった向田邦子さん。
今日から文学だけでなく、僕の人生の師匠となる。
飛行機の墜落事故で51歳という生涯を閉じた彼女。…、
あぁかったるい!とても書けません。
とても崇高で、清らかで、そしてリアルで。
まったく、噴飯モノだと思うが、僕は向田邦子に憧れているのかもしれない。
いや、この作品を読んで、まったく神格化してしまったと、自分でも思う。
自分の中に、向田さん的な暗さや、閉鎖性みたいなのを時々感じる時がある。
確かにN氏は自殺するしかなかったのかも知れないが…。

すみません。あまりの感動で書評書けず。
ただ、すべての大人に読んで頂きたい。(半日で読めます)
爆笑問題、太田の書評も面白く読めます。(アイツも向田教の信徒だな…)

中で好きな一節を…。

 ”偏食・好色・内弁慶・小心・テレ屋・甘ったれ・新しもの好き・体裁屋・嘘つき・凝り性・怠け者・女房自慢・癇癪持ち・自信過剰・健忘症・医者嫌い・風呂嫌い・尊大・気まぐれ・オッチョコチョイ……。
 きりがないからやめますが、貴男はまことに男の中の男であります。私はそこに惚れているのです。  (「マハシャイ・マミオ殿」『眠る杯』所収)”

これは、さるエッセイで愛猫マミオを書いているのだが、いやそうではない。N氏をずっと想い続けた向田サンの本当の心ではないかと思う。
まさにコレ僕ではないか…と思う。世の女性はなかなか、こういうの愛してくれない。
向田さんも女性なので、そっくり額面通り受け取れないが、この表現がどれほど男を安心させるだろうか…。

マジでなんてかわいい女性だろう。本当にこういう人がリアルにいたんだなぁ…と感動する。

こんな一文をさらりと書けたら、そりゃ山口 瞳だって、敵わないと思っただろう。

まだ、左胸は号泣。ずっと号泣。
一度でいいから向田さんとお酒を飲みたかったなぁ(^_^;)
by nestvision | 2006-10-15 13:43 | 読みました!review