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『ナツノトビラ』 維新派/松本雄吉(構成・演出)

                            ↓(C)維新派「ナツノトビラ」
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何年かぶりに維新派を観る。いつもの野外劇場スタイルではなく、なんと梅田芸術劇場での公演。
南北アメリカとブラジル、メキシコと海外で初演して好評を博した演目の凱旋公演と銘打ったものだ。

ではいつものように劇評。

【CAST】いやぁ、いつもながらの統制のとれた動きにはびっくりします。そして、主演の「小山加油」さんの動きには、台詞以上の説得力があったと思います。良かった。
中に、超リズム音痴の人と、バミリ音痴(なんているんかなぁ)がいましたが、役者のせいじゃないよね。演出の怠慢ですな。

【構成・演出】あのカリスマ、松本雄吉さんがいったいどうしてしまったのだ?なくらい大人しい舞台になっていた。悲しかった。もしかしたら劇場サイドに何やかやと注文をつけられたのか?もしかしたらNHK-BSの話も劇場主導だったのでは?あそこでもっと突っ張ってほしいなぁ。
で、全体的に粗かったと思う。転換の黒子は汗丸出しで出てくるし、暗天になる前に、役者はスタンバってるの丸見えやし。しかもサイレントの場面で上手奥から咳払いと、ドタバタ走る音。大舞台とは思えぬ感じ。野外であれだけのパッションが出るのになぁ。結局野外劇場専門劇団というワケでもないだろうに…。
音楽は単調。ケチャ風、あるいは沖縄カチャーシーがベースだろうが、カチャーシーはエイサーと相まってひとつの世界観が出来るワケで、ケチャだけではつらい。センターのアートリンゼーの形態模写は違うでしょう。ここアメリカとちゃいます。

そんなワケで、がんばったキャストに対して、演出側の「ま、凱旋やし…」が目についた公演。

5000円は高い。実質3000円、凱旋ご祝儀入れて 3800円が妥当。

松本さん、がんばってくださいよぉ…。刺激受けてる若いの多いんですから…。

帰り際、ずっと維新派の美術をやっておられる黒田さんに十年ぶりくらいでお会いする。美術的には大成功でしたね。照明とセットがすごい奥行きを出していたと思います。でも、転換の粗さがもったいなかった。
by nestvision | 2006-07-16 23:08 | 観ました!review