『シレンシオ』 小野寺修二/作•演出
2013年 07月 14日
わが心のアイドル、究極の女性像である原田知世の30年ぶりの舞台出演作という事もあり、マストな状況でブリーゼへ。
パントマイマー・振付家の小野寺修二と、バレエダンサーの首藤康之が5年前に組んだ『空白に落ちた男』。それに魅了されたという原田知世が出演を決めたという意欲作だ。
僕は言葉にする仕事をする人だけど、この作品は言葉にしない方が良いように思う。確実に伝わったし、そして感動した。ただそれを微分できないのである。
ダンスやパフォーマンスアートを表現する術を知らないのかもしれないが、スタンディング•オベイションだったし、そういう作品だったという事でご容赦頂きたい。
一言でというなら、この作品に果敢に挑戦しようとした原田知世という人がかっけーな〜!と思うのである。
PS.関係ない追記ですが、シレンシオ=沈黙をテーマとしたこの作品の上演中に「ピココン♫」とLINEの着信音をさせた客がいた。大人なんだし、もう少し自己管理をちゃんとしようよ。
あの作品で音を鳴らす、ガサゴソするってのは死刑もんだと憤慨している。恥を知りなさい!