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『ふくすけ』/ 松尾スズキ 作•演出(大人計画)

2012.9.10 Osaka シアターBRAVA!
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そりゃあ〜た!阿部サダヲのファンとして行ったワケですよ(2回もね…驚愕!)
Bunkamuraが制作に入って、今をときめく松尾スズキが作&演出なワケですね。
実はこの作品は1991年に「悪人会議」というプロデュース公演で初演。その時のふくすけは温水さんだったワケですね。松尾スズキはサラブレッド横内謙介の向こうを張って、ドアングラで立ち上げたワケです。
実は1998年「日本総合悲劇協会」版として再演されたのをボクは観ておるのです。
そして今作です。いわゆる舞台セレブにのし上がった松尾スズキと大人計画は、Bunkamuraという大スポンサーも引っ付けて原点を演じた訳ですね。
お金のかかった舞台だなぁ〜ってのが最初の印象。
客演には大竹しのぶ御大、そして古田新太、多部未華子というヨダレもののキャスティング。
なんでかなぁ…な感じで松尾スズキも登場する華やかさだった。
でも、でもですね。セレブになった集団がアングラやってもダメなんかなぁ…という残念な、何だか澱みたいなのが残った舞台だった。
凄い選手を金で買ってくる読売巨人軍というか、民放の年末特番というか、とにかくアングラの真逆な方向性で貫かれてる感じがしたのです。
松尾スズキにも大人計画にも何の責任は無いワケでして、強いて言うならあの”小劇場の時代が悪い”としか表現しようが無いのです。
やっぱり板に乗る芝居において、キャストみんなが余裕綽々ってのが面白くない。しかも脚本(ホン)がアングラの名作っていう所がバランス悪い。
そう、バランスの悪い、ひどく素晴らしい舞台だったのです。

PS.多部未華子ちゃんは良かった。松尾スズキよりも野田秀樹の舞台でもう一度観たいなぁと切に願っておりますです。ヒラタオフィスさん、ご一考をお願いしますです。
by nestvision | 2012-09-28 21:10 | 観ました!review