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『夕陽ケ丘まぼろし営業所』 内藤裕敬/作・演出

2012.6.16 OSAKA Isshin-Ji

b0025405_1110261.jpg一年間の活動休止が明け、南河内万歳一座としては久々の内藤による新作の幕が開いた。
劇団創立30周年の節目ということもあって注目の舞台を目撃するため、一心寺シアター倶楽へ。

いい脚本だった。そしてとても丁寧な芝居だった。
内藤さんの戯曲には、観る者の原風景を引きずり出す様な叙情性があるのだけれど、今作は真逆。
誰もが抱えて生きている未知なるモノへの恐れ…みたいなものを抽象表現としてリアルに引きづり出していた。
多分、この一年、いやこの数年の内藤世代〜ボクら世代の代弁のようなテーマを、独特の万歳ワールドで具体化に成功した秀作である。
原点回帰ともちょっと違う。ずっとやって来た南河内という組織が解体されて、肩の力の抜けた様ないい芝居だった。

大好きな看板女優、鴨鈴女さんは久々の鴨さんで「そうそう、この存在感なんよね」とファンとしては納得出来たし、永遠の憧れ、倉重みゆきさんはやっぱりかわいかった。

誰もが立ち止まってる夕陽ケ丘をどう抜けるか?そもそも抜けたいのか?あるいは抜けようとしてココに来たんじゃないか?
あるフェーズの終焉がリアルになって来たアラフィフの観客には充分に響いた。やっぱスゴいよ30年は。
大阪公演は〜18日(月)まで。
6/27〜は東京公演をザ・スズナリにて。東京にも観に行こうと思うのであった。
by nestvision | 2012-06-17 11:21 | 観ました!review