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第55回「大阪薪能」

2011.8.11 OSAKA IKUTAMA
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ひょんな事から知り合った能楽師、梅若基徳さんのお誘いで、久々にお能を観に行く。
実は小学校の二年生から卒業するまでの間、ボクはお能を習っていた時期がありました。仕舞で何度か能舞台にも出させて頂いた経験があります。
そして今年大学に入った愚息が、能楽研究会に入部するという偶然も重なり、何だか懐かしくなって行きました。
梅若基徳さんは「敦盛」を演じられていて、何だか感情移入できるすごい舞を観せていただきました。
能というと堅苦しいイメージがありますが、あれは一種のヒーリングやと思います。地謡はホーミーの如く心に深く入り込むし、小鼓はハイハット、大鼓はテクノの四つ打ちのイメージ。
演者も観客も一種のトランス状態に入り込むという気持ち良さはあります。
梅若基徳さんの「敦盛」、そして狂言の「御冷やし」の後は、この大阪薪能の為に書かれたという「生國魂」。
仕舞は「難波」「夕顔」「歌占」と続き、最後はフィナーレにふさわしい「紅葉狩」のお能で〆でした。
そういえば仕舞の「夕顔」は舞わせてもらった事を思い出しました。
あの扇の持ち方は今でも覚えています。まさに30年ぶりの感覚でした。

藤間の名取りだった母に、無理矢理勧められた能・仕舞のお稽古でしたが、実はそんなに嫌いじゃなかった。
早朝に能楽堂に行き、いろんなおじさんに挨拶して、袴をはいてシュッツシュッツっと歩くのは気持ちがよかったのです。

お能はちょっとクラシック音楽に似ています。
型というものは絶対的にあるのですが、舞う人によって全然印象が違う。
クラシック音楽が同じ楽譜なのに指揮者によって大きく違うのと似ています。

ちょっと昔にタイムとリップしたひと時を過ごせたのでした。
by nestvision | 2011-08-12 14:06 | 観ました!review