イシハラマコトのマンボな日常へようこそ☆


by nestvision
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『青木さん家の奥さん1/2』 ボラ☆ボラ

2011.6.25 Osaka Shinsaibashi
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最初の感想が「わかるけど…惜しい!」であった。
今回、初プロデュースとなる南河内万歳一座の看板女優、皆川あゆみが脚本。
そして演出は同劇団の前田晃男によるもの。
なかなか面白い試みで、会場のウィングフィールドは超満員。
この日の日替わりボーイズは、福田靖久(デス電所)という布陣。
さすがに息の合った”プロの即興”をみせて頂きました。

とはいえ、いろんな事を考えた訳でして、せっかくご招待を頂いたので、辛口評にて。

そもそもこの「青木さんの奥さん」がインプロビゼイション(即興)劇である事を忘れていた。
15分経過して「そーだった!」と思い出したのだが、ここでアタマの中はストーリーの切れ端とかテーマを探るモードになっていて、少々失速したのである(ボクの中で)
初めて観た(万歳を知らない人)は1時間ほど放りっぱなしとなっていたと思う。
倉重みゆきの存在が無かったら、ちょっと空恐ろしい状況ではあるのだが、インプロビゼイションと観客のほとんどが悟った後に、ほっこり芝居の神様が降臨したといいう感じだった。

このプロデュース公演を"万歳のファンにみせる芝居"なのか、”新しい客を万歳に呼び込む芝居”なのかによって、大きく評価は別れると思う。ここはプロデューサー氏に問いたいところでもある。

そして当然ながら主演陣、演出とすべて万歳布陣とした為の、良い意味での安定感と、悪い意味での内藤さんの亡霊との葛藤…というような、何だか心ザワザワする芝居だった。

でも芝居やってる人にとって、こういう作品はひとつの憧れのスタイルなんだろうなと思う。
全員が常に板付き。衣装も舞台に。照明演出一切なし。
役者にとって堪らない状況での芝居づくりだっただろうけれど、あれに照明演出を加え、BGMもきっちりストレッチを加えたサンプリング音源で演じたとしたら…。
そういう意地悪な妄想なんかもしてしまう、天の邪鬼な観客だったのである。





M
by nestvision | 2011-06-26 14:46 | 観ました!review