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by nestvision
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『お代り』 わかぎゑふ/作・演出

2010.1.31 Kita-Senjyu
b0025405_11524116.jpgリリパットとは別に、わかぎ氏が大阪文化をモチーフに創られた戯曲によるラックシステム。
なんと15周年らしい。初演は確かに扇町ミュージアムスクエアに観に行ったし、その後の作品もほぼ観させてもらっている。
今回は美津乃あわさんとメールしていて「明日からラックシステムで東京行って来ます」という一文から、丁度東京で暇にしていたので、北千住のTheatre1010という所で千秋楽に行く。

脚本や演出、いわゆるキャスティングを含めた創作の中にスキは無かったし、本当に上手で飽きさせない舞台だった。今回は、あわちゃんも妙にわかぎワールドに馴染んでいて違和感がなかったし、好演だったといえる。
今作では、これももう10年ほど会っていないけれど、楠見薫の芝居が光っていたなと感心した。

とまぁ、ここまでは一般評。
わかぎさんの描く(特にラックシステム)大阪ってのが、なんか個人的に違和感があるのはなぜだろう?といつも思う。
船場のような気配もすれば、やっぱ生玉?とか、とにかく桃谷とか鶴橋とかある一定の臭気は感じるんだけれど、なんというか実感がない。
かつてダウンタウンが東京で大ブレイクした時に、「あれは関西っていうか、尼崎文化なのよ」と説明したようなト書きが必要な質感なのである。

これはわかぎさんの芝居を観るにつけ、必ず感じる違和感なのである。

まぁ、そういう文体(世界観)を築いたわかぎさんの勝利なんだろうけれど、大阪ってやっぱり難しい文化なんだなと改めて思う。

終演後、ちょうど、あわちゃんのサイン会があったので、急いでパンフレットを買って並んでみた。
「お疲れさん」と唐突に声をかけるボクにあわちゃん絶句。
ちょっと驚かせて面白かったのであります。

総論、ええ舞台でした。
by nestvision | 2010-02-01 12:05 | 観ました!review