ありがとう、忌野清志郎!
2009年 05月 02日
速報が入って、今からどんどん悲しくなるのだろうけど。
ずっと気になっていた、清志郎が昇天されたようだ。
初めてRCサクセションを聴いたのは、中学生の時だった。
「雨上がりの夜空に」がヒットしていたけど、そのB面だった(ような)「スローバラード」に泣けた。
その後、彼らが優歌団と同じくらいのキャリアを持つフォークからの出身だったことを知り、高校時代に一番好きだった歌は彼らの初期の曲「大きな花子ちゃん」だった。
彼の詩には「夢」がいっぱい出てくる。
それも、小さくて儚い夢。
それが、どれほど、思春期の僕と共鳴したかは、今となっては計り知れないくらいだ。
歌に登場する恋はどれも小さくて壊れやすくて、それでいてプラトニックだった所が素敵だった。
すべての性描写は、どこか妄想的で、すごくサラリとしていて感傷的。
肉感的な巷の”クソ恋愛”とは真逆な位置を、ずっと独走して来たと思う。
日本のロック史に永遠の功績を刻んだ、偉大なロックボーカリストに敬意を表すると共に、ご冥福をお祈りしたいと思う。
僕の青春期に、彼が居てくれて本当に良かったと思う。
ありがとう!本当にありがとう!ボクらの忌野清志郎☆