彩墨画、5回目。
2009年 03月 17日
彩墨画の教室。
筆を扱うという行為は精神的に良い影響をもたらしていると実感できます。
昔の人たちは、毎日アレを使っていたんだから、そりゃあ大河のような心持ちであっただろうと推察します。
今日は春の構図を、ハガキに描きました。
何と言ってもやはり花は生き物の王様ですね。そのもの自体にストーリーがあるし、存在が柔らかい。
誰かに何かを書き添えて送ってみたいな…と思えるかわいい作品に仕上がりました。
本日の講義のテーマは「筆によるぼかし」あるいは二色を使ったダブルトーンにつぃて。
これがきっと墨絵や彩墨画の、究極の醍醐味なのではないでしょうか?
墨(顔彩)と筆、そして水の量…。
その絶妙のブレンド具合は、やはりカラダで憶えていくしかないのでしょうね。
小説執筆における「あっ、このテーマなら50枚はいける!」みたいな境地。
調子にのって、ダブルトーンの葉っぱの百本ノックをして遊ぶの図!
遂に、先生のお手本を無視して、あり得ない色彩で、同じ構図を描いてみました。
けっこう彩墨画でも現代画的な画風が出来そうな予感がします。
なるほど…と唸った本日の講義だったのです。
筆との対話は本当に楽しいです(^o^)