心の中にポッカリ空いた穴。
2009年 03月 08日
その穴を埋めようと、人はいろいろと努力する。
ところが、人間には自然治癒力なるモノがあって、それは普段はポジティブな意味に捉えられがちだが、心にも、それは適用されるようだ。
何かで穴を埋めた憶えもないのだけど、ふと気づくと、その穴はすっかり他の何かが詰まっていて、埋まってしまっている。
自分は何もそこに関与していなかったのに、だ。
それは「心の傷が癒えた」という単純な現象ではなく、自分の意図しないナニモノかが、その穴を勝手に埋めてしまって、ポッカリ空いていたハズのその穴の存在が、自分でもわからなくなってしまう…ってのは、実はたいへん悲しい事だと思うのだ。
人間はとてつもなく弱く、そしてとてつもなく強靱である。
その強さが生臭くて、自分が人間である事に、時々耐えられなくなる時もある。
かつて時間を味方につけようと思っていた時期があった。
今は、時間ほど人間にとって凶器となり得るものは無いと思う。
老いるという事は、その凶器と共生するという事なのかもしれない。
ボクに耐えられるんだろうか。
※あら、ごめんなさい。ヘンな文章…。
頭のイメージのクリーンナップでございました。
お気になさらず…。散文&散文<(_ _)>