イシハラマコトのマンボな日常へようこそ☆


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『ジョリー・ロジャー』 伊藤えん魔/作・演出@ ファントマ

b0025405_23124489.jpg新生ファントマとなっての再演「ジョリー・ロジャー」をシアタードラマシティで観る。

とにかく今作はほとんどのメインキャストを客演で賄うという事態。いったいどうなるのだろう…と思ったが、そこはファントマ。きっちりとハードボイルドしていました。



とまぁ、甘口評価は誰でもするので…あえて。
ボクの個人的評価としてはファントマ初の☆2つでありました(^_^;)
キャストの問題、制約の問題など、えん魔ちゃんサイドに立てば、そりゃいろいろ理解できるのだが、心を鬼にして、一観客としてのレビューさせていただくと…。

やっぱり、美津乃あわが抜けた穴は埋まっていなかった。
結局、えん魔ワールドに於いて、あわちゃんのユニセックスなキャラクターは外せなかったし、観客もそういう場面で身構える予定調和みたいなのがあった。
それに加えて、これは賛否あるだろうけど、浅野&盛井というファントマ定番の看板が欠けた事による薄さは否めなかった。
どうしようもないけど、やはり観客としては混乱してしまった感じがした。
客演が、それぞれ個性のある実力派の方ばかりなので、それこそオムニバス的に場面が展開されていく感じがしたのである。
いわゆるピン芸の細切れな感じである。

それと、一人語りの部分が多すぎた。
印象として、一人語り→乱闘(海戦含む)→一人語り→乱闘…と果てしなく続く感じ。
グラスボトルアイランドに到着したシルバーが、謎解きしていく一人語りのシーンでは、芝居はとっても上手なのだけれど、マジで眠気が襲ってきたのである。
それと前田耕陽さん、はっきり言って微妙であった。
耕陽ファンはあれで納得したのだろうか?
またあの役所、そして何で耕陽なのか?の必然性がどうもしっくり来ないのはボクだけだろうか…?

それに反して、上杉&萩野の二人の絡みは抜群だったし、盛井さんは本当に今回メッチャ恰好良かった。
Takuyaのボニー役の軽快な芝居も、逆に全体に重みを与えていたと思う。

最後に、坂口修一が居なかったら、今作はいったいどんな風に迷走していただろうと思うとゾッとするのである。
最もえん魔ちゃんの演出を理解し、器用に各キャストを渡り歩く坂口さんに心から喝采を贈りたい◎

とにかく新生ファントマ、ここから這い上がれ!!
期待してマス☆
by nestvision | 2009-01-11 23:25 | 観ました!review